Windows Developer Day (2018/3/7) まとめ
３月７日 Microsoft Developer Day
気になったポイントの覚書です。
WebView
・Web Page Rendering エンジンが WPF, WinForms, Win32, UWP 向けに提供。
・IE11のエンジンを利用しモダンなWeb Technology をサポート
（Grid, flexbox layout, HTML intercepting, Web RTC, etc.）
・異なるプロセスで動作し、Control はリサイズが可能
・WPFとWinForm はUserControlとして数か月後に NuGet Package 提供予定
MSIX
・APPX + MSI = MSIX
・UWPのサンドボックス・Update技術にMSIの利点を拡張したような物。
・セキュアなインストール、自動更新、コンテナによるSandbox化ができる。
・全 Windows アプリ Win32, WPF, WinForm, UWP をサポート
・MSIの様にPackageを変更する事なく、初期Configurationができる。
・Advanced Installer 社のPluginで VS2015/2017上で appx 変換、
Desktopアプリ変換が可能に。
・MSIX Format はオープンソースでGithubで参照可能。
・従来APPXはStoreからの配信がMUSTであったが、USBメモリーからの
インストール等、Enterprise向けにフレキシブルな利用方法を提供する。
Adaptive Card
・簡単にユーザーに選択可能なカード形式のUIを提供するFramework。
・Timeline や Notification 、Bot (Chat UI上)で簡単なデータ表示や選択ができる。
・JSON書式からUIがビルド可能。
Windows ML API
・ローカルでML APIが利用可能になる。（Performance向上、利用料金不要、容易）
・Visual Studio 上からONNX形式のファイルをImport しモデルを組み込み、
アプリでAPIを扱うようにML機能が実現できる。
※ONNXは、Open Neural Network Exchange Formatで、標準的なMLの
モデルをデータ化したフォーマット。Microsoft, Amazon, Facebookが
協賛しており、Cafe等、他ML Frameworkで広く利用可能。
・Data構造を結び付け、モデルを選択する事で選択画像から結果を学習できる。
・アルゴリズムを書く事無しに、合否の画像選択から自動学習が可能。
※Style Transfer も Offline のAPIで可能に。
その他：
・Intel VPU
MicrosoftがIntelと協力しAI 向けChipとしてVPUを開発。
GPU、CPUとは別に組み込み可能で、開発者は意識せず利用可能。
・Windows IoT Edge :
Securiy, Respose等が強化。Visual Studio によるDebugも可能。
Cognitive Serviceが利用可能。
